「第2回 精華町ウィキペディア・タウン」
平成28年2月14日(日)10時00分から16時45分まで
平成27年度京都府地域力再生プロジェクト支援事業
「第2回 精華町ウィキペディア・タウン」が行われました!
https://b8cabba65bcf97631ab2ef81fd.doorkeeper.jp/events/20797
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市民のICT技術を使って地域を元気にすることを目指すCode for 山城では、
歴史的・文化的資産あふれる精華町の情報を
まち歩きして、みんなでオープンデータにするイベント
平成27年度京都府地域力再生プロジェクト支援事業
「第2回 精華町ウィキペディア・タウン」を行いました。
精華町のまちを歩いて、精華町の歴史・文化情報を学びながら、
みんなでwikipediaに精華町の歴史・文化情報を書いてみませんか?
地域の魅力情報をインターネットを通じて世界に発信し、その情報をオープンデータとして二次利用してもらって、地域情報の流通で地域を元気にすることが目的です。
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平成27年度京都府地域力再生プロジェクト支援事業
第2回 精華町ウィキペディア・タウン
日時:平成28年2月14日(日)10時00分から16時45分まで
場所:精華町立図書館 |
参加者:一般市民、地方自治体関係者、図書館・地域資料館関係者、企業関係者、大学・教育機関関係者
参加者数:16名
参加費:無料
主催:Code for 山城 (平成27年度京都府地域力再生プロジェクト支援事業受託団体) 後援:精華町、精華町教育委員会 協力:精華町シルバー人材センター「ふるさと案内人の会」、精華町せいか地域ITサポーター 「ITゆう」 |
「第2回 精華町ウィキペディア・タウン」では、
精華町、精華町教育委員会の後援、精華町シルバー人材センター「ふるさと案内人の会」、精華町せいか地域ITサポーター 「ITゆう」の協力を得て、
精華町地域をまちあるきして、インターネット百科事典 「ウィキペディア」の編集方法を説明して、みんなで精華町地域に関するウィキペディアを書いて、地域情報を発信するための市民参加型イベントを行いました。
【プログラム】
【午前 まちあるき】 10:00~12:30 ・趣旨説明 ・「ふるさと案内人の会」のご案内により、精華町をまちあるきします。 12:30~13:30 昼休み休憩 【午後 精華町立図書館 1F集会室にてウィキペディア編集作業】 13:30~13:40 Wikipediaの概要 13:40~13:50 精華町立図書館の使い方・地域情報の調べ方 13:50~14:20 Wikipediaの編集、アップロード方法の説明 14:20~16:20 Wikipediaの編集、アップロード作業 16:20~16:35 成果発表 16:35~16:45 閉会あいさつ、写真撮影、アンケートのお願い |
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平成28年2月14日(日)10時00分、16名の参加者が会場となる精華町立図書館に集合しました。
簡単な趣旨説明の後、精華町シルバー人材センター「ふるさと案内人の会」さんのご案内で、精華町のまちあるきに出発しました。
「第2回 精華町ウィキペディア・タウン」まちあるき行程表
:精華町役場⇒⇒750m⇒⇒観音寺(10分)⇒⇒350m⇒⇒逆修の碑(10分)
10:15発 15分 10:30着 7分 10:47着
逆修の碑⇒⇒300m⇒⇒武内神社(10分)⇒⇒1200m⇒⇒鞍岡神社(10分)
10:57発 6分 11:03着 24分 11:37着
鞍岡神社⇒⇒300m⇒⇒若王寺(10分) ⇒⇒800m⇒⇒⇒煤谷川鉄橋(10分)
11:47発 6分 11:53着 16分 12:19着
煤谷川鉄橋⇒⇒⇒500m⇒⇒⇒JR狛田駅⇒⇒⇒JR新祝園駅
12:29発 10分 12:39着
昔の精華町の面影を残す地域を歩いていきます。
まずは観音寺を見学しました。
その後、山の中の道を通って、逆修(げきしゅう)の碑へ向かいました。
京都府精華町北部の北稲八間(いなやづま)集落にある小高い城山は、「山城国一揆」最後の城、稲屋妻(いなやづま)城があったところと言われています。
城山にある北稲八間の共同墓地に、一メートルほどの五輪塔が十基余り並び、中央には石のお地蔵さんがあり、地元で国人(たちが自らの死を覚悟し、建てた「逆修(げきしゅう)の碑」と呼ばれています。
武内神社を見学させていただきました。
続いて、鞍岡神社へ向かいました。
お多福さんを発見!
帰りはJR学研都市線で精華町立図書館まで、ひとっ飛びしました。
午後からは、精華町立図書館にて、ウィキペディア編集作業を行いました。
最初は、オープンなデータによる地域情報発信の意義や精華町のことをウィキペディアに記述するための地域情報の調べ方について、精華町立図書館さんから、ウィキペディアに記述するための文献を調べるための方法について教えてもらいました。
今回のウィキペディアタウンのため、精華町立図書館さんのご協力でウィキペディアに記述するための文献を事前にご用意していただきました。ありがとうございます。
通常は町史や地名大辞典などは、ほとんど貸出禁止の書籍になりますので、公共図書館以外の場所でウィキペディアタウンをするとなると、これらの文献が利用できません。公共図書館さんのご協力を得て、公共図書館の中でウィキペディアを記述する作業ができるとほんとに助かります。
その後、ベテランのウィキペディア編集者の方から、ウィキペディアのご説明と実際の編集の仕方について、ご指導をいただきました。
2015年3月8日に行われた第1回精華町ウィキペディアタウンで作成された内容について
各講師の方々からのレクチャーを受けながら、いよいよ精華町のウィキペディアの編集作業に入りました。
2時間程度のウィキペディアの編集作業でしたが、参加者さん各自が精華町の風景などの写真のアップロードや精華町の旧跡にかかるウィキペディアの新しいページを作成してもらうことができました。最後にみなさんにその成果を発表してもらいました。
第2回 精華町ウィキペディア・タウン成果
日本語版への新規記事は鞍岡神社、武内神社、丸山古墳 (精華町)、狛田村の4点。今回特筆すべきは、鞍岡神社の英語版en:Kuraoka Shrineも同時に作成したことです。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/武内神社
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/鞍岡神社
鞍岡神社の英語版
出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Kuraoka_Shrine
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/狛田村
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/丸山古墳 (精華町)
最後に記念撮影を行い、第2回 精華町ウィキペディア・タウンは終了しました。
本事業の具体的な成果として、ウィキペディアに精華町の旧跡にかかる各ページを新規に作成したという成果がまずあげられます。しかし、それと共に、地域住民の方々に地元の歴史を知ってもらい、その知ってもらった地元の歴史や文化をデジタル化してインターネットを通じて、誇りをもって世界へ発信することを実践していただいたこと、そこに何よりの意義があると思います。
ご参加いただいたみなさん、お疲れ様でした。