「和束町ウィキペディア・タウン」が行われました!!
市民のICT技術を使って地域を元気にすることを目指すCode for 山城では、歴史的・文化的資産あふれる和束町の情報をまち歩きして、みんなでオープンデータにするイベント平成28年度京都府地域力再生プロジェクト支援事業「和束町ウィキペディア・タウン」を行いました。
和束町のまちを歩いて、和束町の歴史・文化情報を学びながら、みんなでwikipediaに和束町の歴史・文化情報を書いてみませんか?地域の魅力情報をインターネットを通じて世界に発信し、その情報をオープンデータとして二次利用してもらって、地域情報の流通で地域を元気にすることが目的です。
平成29年2月26日(日)10時00分~16時45分
場所:てらす和豆香
主催:和束町地域おこし協力隊、コード フォー 山城(京都府地域力再生プロジェクト支援事業受託団体)
後援:和束町
協力:同志社大学院 総合政策科学研究科
参加費:無料
参加者:一般市民、地方自治体関係者、図書館・地域資料館関係者、企業関係者、大学・教育機関関係者
参加者数:22名
プログラム
【午前 まちあるき】
10:00~10:15
・趣旨説明、まちあるきのルート説明
10:15~10:30
(基調講演) 和束町の歴史について 森下 衛(山城郷土資料館長)
10:30~12:30
まちあるき (・歴史コース ・健脚コース)
12:30~13:30
てらす和豆香にて昼食
【午後 てらす和豆香にてウィキペディア編集作業】
13:30~14:00 ウィキペディアの概要、Wikipediaの編集、アップロード方法の説明
14:00~16:20 ウィキペディアの編集、アップロード作業
16:20~16:35 成果発表(ウィキペディア,ParmoSense)
16:35~16:45 閉会あいさつ
「和束町ウィキペディア・タウン」では、和束町の後援を得て、和束町地域おこし協力隊と共催にて実施しました。また、京都府立山城郷土資料館、同志社大学政策科学部・同志社大学院総合政策学研究科の協力を得ました。
当日は和束町や山城地域の地域活動関係者、近辺にお住まいの方々が参加されました。
オープニングの講演資料はこちら!
午前中は京都府立山城郷土資料館の森下館長の基調講演をいただきました。
和束町の歴史を教えていただく中で、参加者さんへ地域の歴史や文化を知ってもらいました。
その後、2班に分かれて、まちあるきを行いました。
お昼は恋茶弁当をいただきました!
午後からウィキペディアの執筆を行いました。
公立図書館のない和束町ですが、執筆に際し京都府立図書館から、書籍の貸し出しやコピー提供などの協力をいただきました。
京都府和束町キャラクター「茶茶ちゃん」が応援に来てくれました!
ウィキペディア成果発表中!
地域に関して、参加者に知ってもらった知識を自分たちの知識で留めておくのでなく、資料を元にして、出典をきちんと記述した上でウィキペディアに記述することで、記述内容に信頼を得ることができるように検証可能性のあるインターネットを通じた地域情報の発信を参加者さん自ら行ってもらうことができました。
編集成果:
ウィキペディア新規項目:
和束茶
弥勒磨崖仏 (和束町)
安積親王陵墓
坂尻1・2号墳
正法寺 (和束町)の5点
ウィキペディア加筆項目:和束町
本事業の具体的な成果として、ウィキペディアに和束町の旧跡にかかる各ページを新規に作成したという成果がまずあげられます。しかし、それと共に、地域住民の方々に地元の歴史を知ってもらい、その知ってもらった地元の歴史や文化をデジタル化してインターネットを通じて、誇りをもって世界へ発信することを実践していただいたこと、そこに何よりの意義があると思います。
ご参加いただいたみなさん、お疲れ様でした。